CG125 diary

CG125とバイク関連の日記

アライ XD

以前紹介したアライのURXはデザインも質も最高でした。

しかし、2005年製のということもあり、もうすぐ製造から20年の骨董品のようなものなので、安全性にやや不安がありました。

そこで、アライの現行モデルの中でデザインが一番好きなアライXDを購入しました。(byヤフオク

製造は2019年なので製造後4年経ってます。

箱などの付属品全て付きで、ほぼ傷なし、ピンロックシートもついて送料込み25000円くらいでした。新品の約半額です。

シールドは純正のクリアが付属していましたが、URXに付いていたセミスモークが好きだったので、アマゾンでセミスモークのシールドを購入し取り付けました。

URXについていたセミスモークのはグレー系でしたが、購入したものはブラウン系の色味でグレーより好みの色だったので良かったです。(宇宙服のヘルメット感)

 

内装

被り心地はURXよりもより包まれてる感(特に頬周り)が強く、肌触りも良好です。

エコピュアのせいなのか前のオーナーが脱臭してくれてたのか分かりませんが、臭くはないけど、匂いがします。(しばらく被ってれば気にならないレベル)

URXは内装の取り外しは出来ず、洗う際は丸ごと洗うしかなかったのですが、XDは内装を外して洗えるので、これからの汗をかく季節には良い機能だと思います。

 

シールド

シールドの大きさはURXと比べて中央の縦幅はやや広く、横の縦幅は狭くなっていました。

上げ下げの動きも変わっており、URXは全開から全閉まで同じくらいの力で動き、全開状態でもロックされてるというか、ガタがないです。

XDは開け閉めの際、スッと動くタイミングがあって軽い力で全閉手前まで行きます。

全開状態だとややガタがあり、走行中に少し気になるかもしれないです。

 

全閉時のシールドの固定方法も変わっており、URXでは引っ掛けるだけだったのですが、XDにはロック機構がついており、グローブをはめて開けるのには慣れが必要です。(閉めるのはさほど難しくない)

 

シールドの交換は圧倒的にXDの方(VAS-V)がやりやすいです。

URX(アドシスL)はシールドを全開まで上げてレバーを動かしてシールドを外すのですが、バキッて音がしたり、接続場所にちゃんとハマってるか見えなかったり、サイドカバーの取り付け取り外しが行いにくかったりと地味に不満が多かったです。(年式も年式で交換部品も少ないし)

XD(VAS-V)はシールドを全開まで上げる所までは一緒ですが、レバーを押し込むとサイドカバーが外れて、内部の機構を見ながら作業ができるので、作業時の不安が減りました。サイドカバーも一発で取り付けできるのも良いです。あと、現行モデルなので交換用のシールドも多種多様あってカスタムの楽しみもあります。

 

ベンチレーション

URXのベンチレーションはシールド上部と口元の二箇所のみですが、後付けで前頭部と後頭部に2箇所追加しています。

XDはシールド、口元、前頭部に2穴、後頭部に3穴あります。

シールドのベンチレーションはXDのほうが僅かに大きくなってます。(2mmくらい)

口元のベンチレーションの効きはどちらも変わらない感じです。

操作はURXはヘルメット下のレバーで開閉、XDはヘルメット内側の口元のレバーで開閉します。URXの方はどっちが開でどっちが閉か分かりづらいが操作はしやすく、XDの方は開か閉か分かりやすいけど、口元に手を突っ込むので操作はしづらいので一長一短です。

どちらも開閉レバーがデザインの邪魔をしないのは良いです。

頭部のベンチレーションの効きは比べたことがないのでまた後日。

 

帽体

どちらもサイズはMサイズですが、XDの方が帽体が大きくなっています。URXではリアボックスに入れられたけど、XDは入れられなくなった等が起きそうです。(現在リアボックスをはずしているため入るか不明)

頭頂部と頬周りが大きくなった感じがします。

年々厳しくなるスネル規格のためだと思うのでここは仕方がないかもしれないです。

デザイン面ではURXはシンプルに口元に左右6本のスリットがあり、穴の間はリブ形状になっています。(ここがめっちゃ好き)後頭部下側にもアウトレット用の縦穴が空いています。

XDは口元に左右4本のスリットがあり、口元中央は盛り上がった力強い感じの造形になっています。側頭部と後頭部下側にアウトレット用の縦穴があります。前頭部には猫耳みたいな形のベンチレーションがついていて、スライド式なので、閉めているときも穴が完全に塞がれるのでデザインを損ないません。後頭部にウイング的な形状がありかっこいいです。(スピードを出さないのでウイングの効きは分からないです。)口元から側面にかけてエッジの効いた抉れた形状になっている点もかっこいいです。

 

インカムの取り付け

インカムの機種はデイトナのDT-E1です。(両面テープで帽体に取り付けるタイプ)

URXはなんの問題もなく取り付けができました。内装は外せませんが、内装と帽体の隙間にコード類も問題なく収納できました。

XDはスピーカー等の内側に取り付ける部品は問題なく取り付けができそうですが、DT-E1などのようなインカム本体を帽体に両面テープで貼り付けるタイプには向いていないです。抉れた形状のデザインは良いのですが、それが原因でインカムを張り付けられるスペースがありません。(あと、インカムがデザインの邪魔をしてしまう。)

帽体に挟み込んで取り付けるタイプのインカムか、スピーカーとスイッチが一体型のシンプルなものなら取り付けやすいかもしれません。

 

URXはこれからはインカムが必要なツーリングで主に使用するかと思います。

XDは通勤や土日のツーリングなどで使用します。